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米とタリバン、アフガン和平合意に署名

駐留軍、21年春にも完全撤収

【ドーハ=中村亮】2001年に始まったアフガニスタン戦争をめぐり、米国とアフガンの反政府武装勢力タリバンは29日、カタールの首都ドーハで和平合意に署名した。米軍は21年春にもアフガンから完全撤収し、タリバンは国際テロ組織の活動拠点としてアフガンを利用させないと確約した。約18年に及んだ戦争の終結へ歴史的な転換点となるがアフガンの治安維持や国家再建の道筋は見えない。

合意文書によると米軍はまず135日以内に1万2000人規模の駐留米軍を8600人規模に減らす。タリバンが和平合意を履行したと判断すれば21年春ごろに完全撤収する。

米軍の段階的撤収と引き換えにタリバンはアフガン政府と将来の統治体制づくりの議論を始める。国際テロ組織の活動拠点としてアフガンを利用させない考えも明記した。アフガン政府と拘束中の捕虜の相互解放も進めていく。

署名式にはポンペオ米国務長官らが出席した。トランプ大統領は11月の大統領選に向けて和平合意を外交政策の成果としてアピールする。

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