ユーロ圏財務相、新型コロナ影響分析 4日に電話で

2020/2/29 6:06
保存
共有
印刷
その他

【ブリュッセル=竹内康雄】欧州連合(EU)のユーロ圏財務相会合議長のセンテーノ・ポルトガル財務相は28日、新型コロナウイルスによるユーロ圏経済への影響を分析し、対応を協議するため、3月4日に各国閣僚による電話協議を開催すると表明した。ユーロ圏以外のEU加盟国も参加するという。ウイルスの悪影響が大きいと判断すれば、財政出動などの対策を議論する可能性がある。

イタリアでは新型コロナウイルスの感染が拡大している(同国北部のミラノ、28日)=ロイター

センテーノ氏がツイッターで明らかにした。同氏は同日のロイター通信とのインタビューで、コロナウイルスが「新しいリスクでユーロ圏経済にとって明らかな下方リスクだ」と述べた。そのうえで「影響が一時的にとどまらない場合は、我々は行動する準備ができている」と語り、各国が協調して対応するとの考えを示した。

欧州ではイタリアを中心にコロナウイルスの感染が増えており、フランスやスペイン、ドイツにも広がっている。出張や旅行の中止に加え、大型の見本市の取りやめが相次いでおり、経済活動は鈍り始めている。製造業のサプライチェーン(供給網)の寸断も懸念されており、財政政策による下支えを求める声が出始めている。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]