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米、アフガン和平合意に署名へ トランプ氏が声明

(更新)

【ワシントン=中村亮】トランプ米大統領は28日の声明で、アフガニスタンの反政府武装勢力タリバンとの和平合意に署名する意向を表明した。ポンペオ国務長官が29日にも署名する。2001年に始まったアフガン戦争は終結に向けて大きな転換点を迎えたが、アフガンの統治体制づくりや長期的な経済支援など課題が山積しており政情安定の道筋はなお見えない。

トランプ氏は声明で「私の指示でポンペオ氏がタリバン代表団との和平合意の署名式に近く参加する」と説明した。米国とタリバンは29日にカタールの首都ドーハで署名式を開く方向で最終調整している。エスパー国防長官も29日、アフガンの首都カブールを訪れて北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長とともにアフガンの治安維持に向けた協力継続を盛り込んだ共同声明を発表する見通しだ。

トランプ氏は和平合意が履行された場合に「アフガン戦争の終結や米兵の帰還への力強い道筋が見えてくる」と強調した。16年の大統領選でアフガン駐留米軍の撤収を公約したと指摘し「我々は公約実現に向けて大きな前進をしている」と訴えた。トランプ氏は11月の大統領選に向けてアフガン駐留米軍の縮小・撤収を外交政策の成果としてアピールする狙いだ。

和平合意には米軍の完全撤収に向けた工程表に加え、タリバンがアフガンでの国際テロ組織の活動を認めないなどの確約が盛り込まれるとみられる。米政府によると、タリバンとアフガン政府の代表団は3月にも将来的な統治体制の構築などをめぐる直接対話を始める方向で調整が進んでいる。

アフガン戦争は米史上最長の戦争で約2400人の米兵が命を落とした。トランプ氏は「今回の合意は米国のために激しく戦った者たちのとてつもない努力の結果だ」と強調し、米兵やその遺族に謝意を示した。

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