NYダウ、一時1000ドル安 2万5000ドル割れ

2020/2/29 0:16 (2020/2/29 1:54更新)
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株価下落が続いた28日のニューヨーク証券取引市場=ロイター

株価下落が続いた28日のニューヨーク証券取引市場=ロイター

【ニューヨーク=宮本岳則】28日の米株式相場でダウ工業株30種平均は7日続落して始まった。前日比の下げ幅は一時、1000ドルを超え、心理的な節目の2万5000ドルを下回った。新型コロナウイルスの感染拡大が止まらず、ヒトやモノの移動の制限の長期化が世界経済の下押し圧力になるとの懸念が一段と強まっている。米時間午前11時半時点のダウ平均は666ドル安の2万5100ドル付近で推移した。

投資家のリスク回避姿勢が強まっている。米債券市場では安全資産とされる米国債が買われている。長期金利の指標となる米10年物国債利回りは1.2%を下回り、過去最低水準で推移している。一方、投資家心理を測る指標「VIX指数」は一時、前日比で2割高い47近辺まで上昇した。先行きへの不安が強まった状態とされる20を大きく上回っている。

ダウ平均の下落率は前日までに12日に付けた過去最高値から「調整局面」入りとされる10%を越えた。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数も最高値からの下落率は10%超となり、市場では過去最短での調整局面入りと言われている。株価急落で信用取引の追い証(追加担保の差し入れ義務)が発生し、投げ売りを迫られた投資家がいるほか、値動きに追随するコンピューター取引が下落を加速させている。

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