首相、緊急経済対策に意欲 国民民主・玉木氏と電話協議に
安倍晋三首相は28日、国民民主党の玉木雄一郎代表と電話で協議した。玉木氏が新型コロナウイルスによる肺炎対策として大規模な緊急経済対策を講じるべきだと主張し、首相は「やらせてもらう」と伝えた。玉木氏が記者団に語った。
玉木氏は対策に関して記者団に「参院で2020年度予算案の組み替えに応じるならいいが、現実的でないとすれば、速やかな(20年度)補正予算案ということになる」との見通しを示した。
国民民主は同日、新型肺炎の感染拡大を受けた全国の小中高校などへの休校要請を巡り8項目の提言をまとめた。休校により休まざるを得ない世帯への休業補償などを求める内容だ。玉木氏が菅義偉官房長官に電話して内容を伝えると、首相から玉木氏に電話で連絡があった。