大丸松坂屋百貨店、3月に臨時休業 新型コロナ対応で

2020/2/28 16:02
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大丸松坂屋百貨店は28日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、3月に合計4日間、臨時休業すると発表した。来店客や販売員の感染リスクを抑えるために営業の見直しを決めた。大手百貨店が感染予防を理由に休業するのは初めてで、他社の営業時間短縮と合わせて消費全体に影響を与える可能性がある。

大丸松坂屋百貨店は3月に臨時休業する(大阪市の大丸心斎橋店)

大丸東京店(東京・千代田)や松坂屋名古屋店(名古屋市)など全16店を3月3日、10日、17日、24日に原則臨時休業する。大丸下関店(山口県下関市)のみ3月24日は営業する。休業日の設定で、従業員の感染予防につなげるほか、店内の消毒や清掃を徹底することにする。大丸松坂屋百貨店が感染予防を目的に臨時休業するのは初めてで、各店で予定していたイベントについても一部中止する。

親会社のJ・フロントリテイリングは事務部門の従業員向けに、在宅勤務やテレワークを既に導入している。やむを得ず出社する場合は時差通勤もすすめる。Jフロントは「当社の関係者の間で新型コロナウイルスの感染者は確認されていない」とした上で、「従業員やお客様の安全や健康確保に取り組む」としている。

百貨店では高島屋が28日から3月17日まで主要店舗の一部で営業時間を短縮する。京王百貨店も新宿店(東京・新宿)で3月2日から3月18日に短縮する。百貨店大手が臨時休業や営業時間の見直しを実施することで、消費に与える影響も大きくなりそうだ。

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