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シリアでトルコ兵33人死亡 エルドアン氏、報復決定

【イスタンブール=共同】シリア反体制派最後の拠点、北西部イドリブ県で27日、アサド政権軍がトルコ軍部隊を空爆し、トルコ当局によると兵士33人が死亡、32人が負傷した。政権軍との衝突が激しくなって以来、トルコ側最大の被害となった。トルコのエルドアン大統領は緊急治安会議を開催し報復を決定。大統領府によると、既に攻撃を実施し、今後も継続する方針だ。戦闘激化は必至で、シリア内戦は重大局面を迎えた。

トルコはアサド政権の後ろ盾であるロシアとの協議で事態打開を模索していたが、ロシアは政権擁護を強めていた。大規模な被害が出たことでロシアとの関係悪化も避けられず、強硬姿勢を維持せざるを得ない状況だ。

アサド政権と敵対するトルコは反体制派を支援しイドリブ県に展開。アサド政権軍との衝突が激化した2月以降、トルコ側死者は50人以上となった。政権軍側にも大きな被害が出ているほか、国境地帯に数十万人の避難民が押し寄せ、人道危機拡大が懸念されている。

トルコの民放NTVは、今回トルコ軍が攻撃を受けたのはイドリブ県サラケブの南方と伝えた。サラケブは反体制派が政権軍から奪還したばかりの要衝で、一進一退の激しい攻防が続いていた。

ロシアとトルコは2018年の非武装地帯合意に基づき、イドリブ県や周辺に「監視拠点」を設け、トルコ軍が駐留していたが、アサド政権軍が昨年12月からイドリブ奪還作戦を本格化。監視拠点ラインを突破して進軍を続けていた。

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