米国、歩行者の事故死が31年ぶり高水準 スマホ普及で

2020/2/28 4:25
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【ニューヨーク=野村優子】米国で歩行者の交通事故死が増えている。各州の交通安全局などでつくるNPO「ガバナーズ・ハイウエー・セイフティー・アソシエーション」(GHSA)は27日、2019年に歩行者の交通事故による死亡者数が6590人と、31年ぶりの高水準だったと発表した。スマートフォンの使用による注意散漫が主な原因となった。

ドライバーと歩行者ともにスマホの使用が交通事故につながるケースが増えた=ロイター

GHSAによると、19年の歩行者の死亡者数は前年比5%増となり、1988年以来の高水準となった。増加の主な要因となったのがスマホの普及で、ドライバーと歩行者ともにスマホの使用が交通事故につながるケースが増えたという。また、歩行者への衝撃がより大きい多目的スポーツ車(SUV)が増えたことも理由に挙げた。

09年から18年の10年間で歩行者の交通事故死が5割増えたのに対し、車の衝突事故などその他の死亡者数は2%増にとどまった。

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