新型コロナ、職場向け感染防止対策指針 WHOが公表

2020/2/27 22:10
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アルコール消毒液を目のつきやすい場所に置き、従業員だけでなく顧客や取引先にも利用してもらうようWHOは指針を示している(名古屋市の中部電力本店)

アルコール消毒液を目のつきやすい場所に置き、従業員だけでなく顧客や取引先にも利用してもらうようWHOは指針を示している(名古屋市の中部電力本店)

世界保健機関(WHO)は27日までに、職場での新型コロナウイルスの感染防止対策をまとめた指針をウェブサイト上で公表した。手洗いの徹底に加え、マスクやティッシュを蓋付きのゴミ箱に捨てることや、出張者に手洗い用のアルコール消毒液を携行させることなどを盛り込んだ。WHOは「簡単な予防措置と計画が大きな違いを生む」としている。

対策の基本は手洗いだ。手洗い場やアルコール消毒液を目のつきやすい場所に置き、従業員だけでなく、顧客や取引先にも利用してもらう。ポスターや会議で繰り返し啓発するのが重要という。

新型ウイルスはせきなどで飛んだ飛沫が手などを介して感染する。デスクや電話、パソコンなどを消毒剤で定期的にふき掃除し、せきの時に口を押さえるのに使ったティッシュやマスクは蓋付きのゴミ箱に捨てる。

海外出張時は最新の発生状況をWHOのウェブサイトなどで確認した上で、健康管理の専門家から事前に指導を受ける。

出張する人にはアルコールの消毒液を携行させることも有用だという。糖尿病、心臓病、肺疾患など基礎疾患のある人や高齢者は出張させない。

従業員や関係者に感染が確認されたら、せきや発熱がある人は軽い症状でも病気休暇を取得するなどして自宅待機してもらう。解熱剤を服用しなければいけない人も同様だ。症状がある人や渡航歴のある人への差別意識が職場で生まれないよう支援することも必要だ。

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