高知市予算案、横ばいも南海トラフ対策重視 20年度

2020/2/27 19:06
保存
共有
印刷
その他

高知市は27日、南海トラフ地震対策などを盛り込んだ2020年度予算案を発表した。一般会計は19年度当初比0.3%減の1476億円。人口減で税収不足が続く中、5期目となった岡崎誠也市長が選挙公約にした「安全・安心で共生社会の実現」をできるだけ反映した予算案となった。

公約の実現で大きな柱である南海トラフ地震対策費は19年度比5.5%減の135億円。耐震化を目的とした新庁舎が19年末に完成し業務を始めたことで建設事業費がなくなったため減った。地震対策の目玉として津波による浸水が及ばないと想定する39の避難所付近にマンホールトイレを整備する。20年度は設計費用1900万円を計上。

これは地中に下水道管のある道路に設置されたマンホール上に簡易な便座やパネルを設け避難した人たちに用を足してもらうもの。設計後、25年度までにトイレ機器を買ったり下水道管につなぐ管を新設したりするなど数億円かけて整備する。

財政は厳しい。市の試算によると22年度まで収支不足が続く。市は財政健全化に動くが、18年度市債残高が2年連続増加するなど道のりは容易ではない。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]