/

香港ウィーロック非公開化 呉氏一族 ワーフ上場維持

【香港=木原雄士】香港の複合企業、ウィーロックは27日、大株主の呉光正(ピーター・ウー)氏の一族がすべての株式を買い取り非公開化すると発表した。傘下の不動産開発ワーフや商業施設を抱えるワーフREIC(九龍倉置業地産投資)の上場は維持する。傘下2社に比べてウィーロックの市場評価が低迷している状況を是正する。

呉光正氏の一族がウィーロックの非公開化を決めた=ロイター

発表によると、ウィーロック1株に対して、ワーフとワーフREICの株式を1株ずつ交付し、現金12香港ドル(約170円)を支払う。取引停止前の21日終値をもとに計算すると、ウィーロックの株価に52%上乗せして買い取ることになる。

発表を受けて27日の香港株式市場ではウィーロックの株価が急騰した。株主総会の議決などを経て、上場廃止になる予定だ。ウィーロックは投資家にとってワーフ株などの配当増が期待できると説明している。

ウィーロックとワーフはもともと香港を地盤とする英系財閥だった。1980年代に「アジアの海運王」と呼ばれた実業家、包玉剛(Y・K・パオ)氏が相次ぎ買収し、女婿の呉光正氏に経営を委ねた。ワーフは中国本土で不動産開発を手掛けている。ワーフREICは香港を代表する商業施設であるハーバーシティ(海港城)やタイムズスクエア(時代広場)を傘下に持つ。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン