下戸が動かす「ゲコノミクス」 経済効果3000億円?
飲まない飲み会、選択的下戸…

2020/2/29 2:00
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日本経済新聞 電子版
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NIKKEI MJ

お酒を飲めない下戸の、下戸による、下戸のための新たな文化・経済圏「ゲコノミクス」が広がってきた。ビールやチューハイではなく、コース料理にも合う本格的なノンアルコールのワインやカクテルなどを提供するレストランやバーが増え、百貨店でも売れている。経済効果は3千億円との試算も。飲めなくても、あえて飲まなくても、みんなハッピー!

■ノンアル+コース料理で2万円

「皆さんゲコナイト始まりまーす」「乾杯!」

日本料理店「波と風」(神奈川県鎌倉市)。飲み物が注がれたフルートグラスを手に、30代から50代の男女が談笑する。コース料理とペアリングドリンクで1人1万8千円。料理に合わせて出される飲み物、実はすべてノンアルコールだ。

下戸の人たちが集まり、アルコールなしの食事を楽しむ。食事の前に、ノンアルコール版「レオナルド」で乾杯。右から3人目が「ケコナイト」を企画したレオス・キャピタルワークスの藤野英人社長(神奈川県鎌倉市)

下戸の人たちが集まり、アルコールなしの食事を楽しむ。食事の前に、ノンアルコール版「レオナルド」で乾杯。右から3人目が「ケコナイト」を企画したレオス・キャピタルワークスの藤野英人社長(神奈川県鎌倉市)

乾杯は、シャンパンとイチゴのカクテル「レオナルド」のノンアル版。通常のスパークリングワインと同じ製法で、後からアルコールを抜いたもの。「甘すぎなくておいしい」と参加者たちも納得顔だ。

ハマグリのフライにはノンアルビールとトマトジュースで作った「レッドアイ」。隠し味にハマグリエキスを加え、「料理に合う」との声も。アマダイのカブ蒸しには水出しの玉露茶で「まるでだしを飲んでるよう。カブの甘みを引き立てる」。参加者の男性は「ノンアルだと酔わないので、料理の味を最後までしっかり味わえる」と話す。

下戸たちが集まる「飲まない飲み会」を主宰するのは…

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