サウジ、巡礼受け入れ停止 新型コロナ対策で

2020/2/27 18:00 (2020/2/27 23:18更新)
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サウジには多くのイスラム信者が巡礼目的で訪れる(24日、メッカのカーバ神殿での儀式に参加する人々)=AP

サウジには多くのイスラム信者が巡礼目的で訪れる(24日、メッカのカーバ神殿での儀式に参加する人々)=AP

【ドバイ=岐部秀光】サウジアラビアは27日、国内にあるイスラム教の聖地メッカへの巡礼者など、新型コロナウイルス感染国からの訪問受け入れを一時的に停止すると発表した。サウジ政府は対象となる感染国がどこなのかを具体的に明らかにしていないが、日本や中国、韓国、イランなどが含まれているもようだ。イランではイスラム教シーア派の聖地コムを中心に感染が拡大した。

ドバイに拠点を置くエミレーツ航空は27日、23カ国・地域出身者のサウジへの渡航ができなくなっていると明らかにした。

アジアを含む世界の多くのイスラム信者が、巡礼のひとつである「ウムラ(小巡礼)」を目的に聖地メッカを訪れている。7月にはイスラム教徒にとって重要な「ハッジ(大巡礼)」も控える。受け入れ停止をいつまでとするかは不明だ。

サウジにはメッカとメディナというイスラム教の二大聖地がある。メッカにある大モスクのカーバ神殿で儀式に参加するハッジは時期が定められ、スンニ派やシーア派を問わず健康で経済力がある信者すべてに求められる義務だ。一方、それ以外の時期のメッカへの巡礼はウムラと呼ばれる。

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