日本の大企業が導入する「初めてのSaaS」に
SmartHR・宮田昇始CEO 後編(日経STARTUP X)

2020/3/6 6:30
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インターネット経由でソフトウエアを提供する「SaaS」に関して日本はまだ後進国だ。導入する大企業はまだ少なく、これが米国との生産性の格差につながっている面もある。動画配信サイト「Paravi(パラビ)」の日経オリジナル番組「日経STARTUP X」に出演したSmartHR(東京・港)の宮田昇始最高経営責任者(CEO)は、人事労務の業務をクラウド化する同社のサービスを「日本企業のSaaS活用の前例として普及させていきたい」と力説した。

「働き方改革」が叫ばれるなかで、とりわけ人事部門の業務の効率化は多くの企業にとって重要な課題だ。SmartHRは従来のサービスに付随して蓄積された顧客企業の各種人事データをグラフなどで可視化し、各社にフィードバックする事業にも取り組む考えだ。宮田CEOは「データの可視化とクロス集計で人事分野の課題は7~8割解決されるはず」と指摘した。

宮田昇始(みやた しょうじ)1984年生まれ。大学卒業後、IT(情報技術)企業でWebディレクターとして勤務。医療系Web開発会社を経て2013年KUFU(現SmartHR)を創業。15年にSmartHRのサービスを開始

宮田昇始(みやた しょうじ)1984年生まれ。大学卒業後、IT(情報技術)企業でWebディレクターとして勤務。医療系Web開発会社を経て2013年KUFU(現SmartHR)を創業。15年にSmartHRのサービスを開始

同社が提供しているようなSaaSを導入している日本の企業はまだ少ない。米国では従業員2000人以上の大企業は1社平均で120のSaaSを導入済みといわれるが、日本では初めて導入したSaaSがSmartHRのサービスだった、という企業が目立つという。「当社がSaaS導入の前例をつくり、企業の生産性向上に貢献したい」と宮田CEOは意気込みを語った。

(2020年2月4日収録)

全編を動画配信サイト「パラビ」で配信しています

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