ウイルスが試す投資家の平常心 長期化見据え銘柄選別
証券部 福井環
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新型コロナウイルスの感染が世界的に拡大するなかでも、一部の投資家は平常心を保ちながら銘柄選別を続けている。27日は日経平均株価が4カ月ぶりに2万2000円台を割り込んで終えた一方で、テレワーク関連など一部の銘柄はしぶとい値動きをみせた。感染が長期化するリスクを冷静に見据え、静かに保有銘柄を入れ替える動きが背景にある。
この日の東京市場は朝方から幅広い銘柄に売りが膨らむ展開。仮想デスクトップを手掛...
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