明智光秀の脇差しを公開 愛知・犬山の文化史料館

2020/2/27 15:41
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愛知県犬山市文化史料館「城とまちミュージアム」で27日、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の主人公、明智光秀が所有していたとされる脇差し「明智兼光」の特別公開が始まった。刃渡りは約50センチ。刀の持ち手で柄に隠れる部分には光秀の官職だった「日向守」という文字が刻まれている。展示は4月7日まで。

明智光秀が所有していたとされる脇差し「明智兼光」(27日午前、愛知県犬山市)=共同

明智光秀が所有していたとされる脇差し「明智兼光」の持ち手で柄に隠れる部分に刻まれた光秀の官職「日向守」の文字=犬山城白帝文庫提供・共同

脇差しを所有する公益財団法人「犬山城白帝文庫」によると、鎌倉時代後期から南北朝時代にかけて活躍した刀工の備州長船兼光によって作られたもので、光秀に渡った詳しい経緯は分かっていない。1577年に光秀が誰かに献上したとする記録が犬山城の台帳に残っているが、献上相手は定かではないという。

脇差しはその後、徳川家康が所有。1584年の「小牧・長久手の戦い」で手柄を立てたとして、家康が家臣で後に犬山城主となる成瀬正成に与え、成瀬家が代々、保管していた。

成瀬正成の末裔(まつえい)で、白帝文庫の理事長を務める成瀬淳子さんは「光秀や家康から渡った脇差しを見ることで、戦国時代の流れを感じてほしい」と話している。〔共同〕

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