枝野氏・感染拡大、玉木氏・定年延長 政府追及で連携
衆院予算委

2020/2/26 19:00
保存
共有
印刷
その他

衆院予算委で質問する立憲民主党の枝野代表(左)と国民民主党の玉木代表(26日)

衆院予算委で質問する立憲民主党の枝野代表(左)と国民民主党の玉木代表(26日)

衆院予算委員会は26日、安倍晋三首相が出席して集中審議を開いた。立憲民主党の枝野幸男代表は新型コロナウイルスの感染拡大防止、国民民主党の玉木雄一郎代表は黒川弘務東京高検検事長の定年延長問題に持ち時間の大部分を充てた。共同会派を組む両党の党首が役割分担して政府を追及した。

枝野氏は2011年の東日本大震災の際に官房長官だったことに触れ「9年前の経験も踏まえて協力してきたが、フェーズが変わった」と強調した。検査体制の整備が遅れている点などを挙げ「政府全体の危機意識が足りない」と批判した。

加藤勝信厚生労働相は新型コロナウイルスの検査の実施件数が18~24日に6300件だったと明らかにした。1日平均900件で、政府が1日に検査が可能な限度とする約3800件の範囲内に現時点で収まっている。

玉木氏は東京高検検事長の定年延長問題について「我が国が法治主義なのか、恣意的に動かされる人治主義なのかが問われている」と指摘した。政府は1981年の国会答弁で検察官に国家公務員法上の延長規定は適用しないとの見解を示していたが、今年1月になって法解釈を変更した。首相は黒川氏の定年延長について「何ら問題ないと考えている」と訴えた。

森雅子法相は検察官の定年延長を巡る過去の政府答弁を知った時期に関する19日の答弁を事実上修正した。「質問と食い違っていたことをおわびする」と述べた。答弁の撤回はしなかった。

枝野、玉木両氏とも首相主催の「桜を見る会」を巡る問題は取り上げなかった。枝野氏は質問通告していたが、質疑後に国会内で記者団に「新型コロナウイルスの重大性と国民の関心を考えた」と説明した。

電子版の記事が今なら2カ月無料

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]