「最高裁見解超え、画期的」 ハンセン病元患者弁護団
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ハンセン病患者とされた男性に死刑を言い渡した「特別法廷」を違憲と判断した熊本地裁判決について、原告と弁護団が26日、熊本市内で記者会見した。弁護団の徳田靖之共同代表は「特別法廷の違憲性を明確にしなかった最高裁の見解を大きく踏み越えた画期的な判断だ」と評価した。
徳田弁護士は1952年から行われた菊池事件の審理を違憲と判断した意義や、最高裁が言及しなかった憲法13条違反を判断したことを強調。「今後は...
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