住友生命が認知症保険、家族が契約変更可能に
住友生命保険は26日、認知症を患った際の負担に備える保険を3月24日に発売すると発表した。「認知症保険」は生保各社が相次ぎ商品を投入し、競争が激しくなっている。住友生命は健康増進プログラム「バイタリティー」と組み合わせ、認知症の予防に効果があるとされる運動習慣や食生活の改善を促す。
新商品は「認知症プラス」。認知症の前段階とされる軽度認知障害(MCI)も保障する。契約者が意思疎通できなくなった場合、あらかじめ指定した家族が契約内容を変えられる仕組みも新たに取り入れた。従来は契約内容の「確認」や保険金の「請求」は家族でもできたが、契約内容の変更は本人にしかできなかった。