海自艦、中東海域で活動始める 日本船舶の安全確保へ

2020/2/26 16:45
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中東海域で情報収集活動についた護衛艦「たかなみ」=統合幕僚監部提供

中東海域で情報収集活動についた護衛艦「たかなみ」=統合幕僚監部提供

海上自衛隊の護衛艦「たかなみ」が26日、中東海域で情報収集活動を始めた。防衛省設置法の「調査・研究」目的で、すでに活動を開始している「P3C」哨戒機とともに任務にあたる。日本関係の船舶が襲撃されるなどの不測の事態が生じれば、自衛隊法の海上警備行動を発令して保護する。活動期間は12月26日までで、継続の必要があれば改めて閣議決定する。

2019年12月の閣議決定に基づく任務で、オマーン湾、アラビア海北部、バベルマンデブ海峡東側の公海で活動する。中東海域は日本のエネルギー輸送の大動脈にあたる。護衛艦と哨戒機が集めた治安情報を国土交通省などを通じて提供していく。19年6月に日本のタンカーが攻撃されたホルムズ海峡やイランに面するペルシャ湾については活動の対象外だ。

日本人や日本の積み荷が乗った船に危険が迫ったときには、閣議決定を経て海上警備行動を発令する。ただ、武器使用を伴って防護できるのは日本籍船に限られている。

日本は米国が主導する有志連合には加わらないが、米軍とは緊密に情報交換する。有志連合が司令部を置くバーレーンに連絡員も派遣している。英国やオーストラリア、韓国などとも連携する。

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