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JPモルガン、石炭採掘への融資停止 米も脱炭素加速

金融最前線
2020/2/26 7:08
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JPモルガン・チェースは石炭産業への新規融資を停止すると発表した=AP

JPモルガン・チェースは石炭産業への新規融資を停止すると発表した=AP

【ニューヨーク=伴百江】米銀大手JPモルガン・チェースは25日、石炭産業への新規融資を停止すると発表した。石炭採掘会社への既存の融資も段階的に減らし、2024年までにゼロにする。昨年末にゴールドマン・サックスが同様の計画を発表しており、米銀大手2社が石炭産業への資金供与削減に本格的に乗り出す。欧州に比べて遅れていた米金融機関の「脱石炭」の流れが加速する可能性がある。

JPモルガンはニューヨークで開催した投資家向け経営戦略説明会で新たな環境対策を発表した。石炭採掘会社への新規融資、証券発行の引き受け、仲介サービスを停止し、既存の融資や債権も段階的に縮小していく。

また、石炭火力発電プロジェクトについては、これまでの経済協力開発機構(OECD)加盟国に加え、石炭発電が活発な発展途上国などを含む、すべての地域の新規融資を停止する。

今年中に2000億ドル(約22兆円)を環境への負荷の低いクリーンエネルギー関連の開発に資金供与することも決めた。

JPモルガンの環境対策は不十分として、これまで米国の環境アクティビストの間で批判の対象になっていた。今回の新対策を受け、環境保護団体のシエラ・クラブは米最大の銀行が本格的な環境対策を導入したことを歓迎するとした上で、「トランプ政権が自国の土地を資源採掘のために売ることを許容している現在、自国の自然環境を守るためには大手銀行が重要な役割を担う」と強調した。

大手米銀ではこれまでバンク・オブ・アメリカやシティグループが15年に石炭産業からの投融資撤退の方針を発表しているが、完全撤退やそれに向けた具体的なタイムラインなどは示していなかった。米銀最大手の決断で他社の追随が加速しそうだ。

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