米長期金利、過去最低と並ぶ1.32%に 新型コロナで買い

2020/2/26 1:19
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【NQNニューヨーク=戸部実華】25日午前のニューヨーク債券市場で長期金利の指標となる米10年物国債利回りが一時、前日比0.05%低い(価格は高い)1.32%と2016年7月6日付けた過去最低水準に並んだ。新型肺炎のまん延で世界景気への懸念が強まり、相対的に安全資産とされる米国債が買われた。さえない米景気指標の発表が相次いだことも買いを促した。

米財務省(ワシントン)=ロイター

30年債利回りは前日比0.04%低い1.79%まで低下し、連日で過去最低更新した。

米調査会社カンファレンス・ボードが25日に発表した2月の消費者信頼感指数は130.7と市場予想(132.6)を下回った。リッチモンド連銀が同日発表した2月の製造業景況指数はマイナス2と市場予想(プラス15)を大幅に下回った。

「米景気も先行き不透明感が強まるなか、質への逃避を目的とした債券買いが勢いづいた」(RWプレスプリッチのラリー・ミルスタイン氏)との声が聞かれた。買いが先行した米株式相場が下げに転じたのも、株式市場から債券市場への資金移動につながった。

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