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国公立大2次試験、前期日程に24万人挑む

マスク姿で2次試験の会場に向かう受験生(25日午前、東京都文京区の東京大学)

国公立大学入試の2次試験前期日程が25日始まった。前期日程の志願者は前年より1万5483人少ない24万3052人で、倍率は前年より0.2ポイント低い3.0倍。新型コロナウイルスへの感染が広がるなか、各大学はマスクの着用を呼びかけたり、試験会場に消毒液を置いたりして対応。受験生が感染した場合、一部の大学は追試などの救済措置を講じる。

東京都文京区の東京大本郷キャンパス前には25日朝、マスクを着けた受験生や保護者らが集まった。岡山県立高3年の受験生(18)は、外出時にマスクを着用するなど体調管理を徹底してきたという。「できることはした。後は運次第」と落ち着いた様子で話した。

大阪大(大阪府吹田市)でも大半の受験生がマスク姿だった。大阪府守口市の受験生(19)は「薬がない分、インフルエンザよりも怖い」。京都市の高校3年の受験生(18)も「電車もマスクをした人が多く、親も心配している」と話した。

2次試験に臨む受験生(25日午前、東京都文京区の東京大学)

文部科学省は1月30日、感染者には追試を実施したり、大学入試センター試験の成績を合否判定の参考にしたりするなど柔軟な対応を要請した。北海道大や東京工業大、佐賀大などはこうした救済措置をとる。

東京大や京都大、名古屋大などは救済措置を予定していない。東大は例年、本郷キャンパス(東京・文京)に合格者の受験番号を掲示しているが、感染拡大を防ぐため中止する。

前期日程の合格発表は3月1~10日。後期日程の試験は3月12日以降、一部の公立大の中期日程の試験は3月8日以降に実施される。全体の志願者は43万9565人で、前年より3万271人減り、倍率も0.3ポイント低い4.4倍となった。

文科省がまとめた学部系統別の状況では、いずれの系統も志願者が減った。予備校などの分析によると、特に社会科学系と医療系の学部において減少率が高かった。

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