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欧州各国、イタリア感染拡大に対応急ぐ 仏は病院を3倍に

(更新)
ミラノのドゥオーモ広場でマスクをつけて警備するイタリア軍=ロイター

【ジュネーブ=細川倫太郎】新型コロナウイルスの感染が急拡大しているイタリアに対し、周辺国の警戒感が高まっている。フランスは感染に対応する病院を約3倍に増やし、ルーマニアは伊北部から入国する人への検疫を義務付けた。欧州連合(EU)は域内の移動の自由を原則保障しているが、感染がさらに拡大すれば国境管理の厳格化につながる可能性もある。

イタリアでは21日に38歳の男性の感染が判明した後、わずか数日で感染が一気に広がった。伊当局によると、最新の感染者は約230人となり、6人が死亡した。北部5州では学校を当面休校にしたほか、感染者が集中する自治体の住民は町からの出入りが禁止になった。

コンテ首相はウイルスの封じ込めのため北部の一部自治体を封鎖した=ロイター

各国はイタリアからの出入国に神経をとがらせている。ルーマニアはベネト州とロンバルディア州の一部地域から入国する人などを対象に、入国後に14日間の検疫を義務付けることを決めた。ロイター通信によると、アイルランドも24日、感染が拡大している伊北部に行かないように国民に勧告した。

23日にはオーストリアは、イタリアからの乗客2人が感染の疑いがあるとして、同国からの列車を一時停止させた。チュニジアもイタリアへの航空便の運航を一時停止する検討に入った。

欧州はEUを中心に26カ国が相互に出入国審査を免除する「シェンゲン協定」に加盟している。ただ、同国や周辺国で一段と感染が拡大すれば、国境管理の厳格化や渡航制限を検討せざるをえなくなる可能性もある。

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