首相指示「重症化防止へ総合的な基本方針を」

2020/2/23 19:30
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新型コロナウイルスの感染症対策本部会合で発言する安倍首相(23日、首相官邸)

新型コロナウイルスの感染症対策本部会合で発言する安倍首相(23日、首相官邸)

安倍晋三首相は23日、政府の新型コロナウイルス感染症対策本部で「今後、国内で患者数が大幅に増えたときに備え、重症化防止を中心とした医療提供態勢を早急に整える必要がある」と述べた。加藤勝信厚生労働相を中心に、感染拡大の防止、情報や医療の提供などに関する総合的な基本方針をまとめるよう指示した。25日にも決定する。

感染経路が明らかではない患者が発生していると指摘し「確実で効果的な感染防止策を講じ、患者増加のスピードを抑制することは極めて重要だ」と語った。治療薬の研究開発を急ぐよう求めた。効果が期待される抗インフルエンザ薬「アビガン」などの投与を一部で始めたことも紹介した。

国民に向けて「風邪のような症状がある場合は学校や仕事を休み、外出を控え手洗いや『せきエチケット』の徹底などをお願いする」と話した。

政府は24日に新型コロナウイルスに関する専門家会議を開き、基本方針の策定に向けて意見を聴取する。

米国務省は22日、米国人の日本と韓国への渡航の警戒レベルを4段階で下から2番目の「警戒強化を」に引き上げたと発表した。理由に新型肺炎を挙げ「経路が不明なまま感染が広がっている」と指摘した。高齢者や持病のある人は危険性が高くなる恐れがあると強調した。日韓に渡航する際は医師らと相談し、不要不急の場合は延期を検討するよう求めた。

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