サンダース氏、連勝で弾み  米民主候補選び
ネバダ州で第3戦

米大統領選
2020/2/23 2:55 (2020/2/24 14:32更新)
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【ラスベガス(米ネバダ州)=永沢毅】米大統領選の民主党候補の指名争い第3戦となった22日の西部ネバダ州党員集会で、左派のバーニー・サンダース上院議員(78)が勝利を確実にした。複数の米メディアが伝えた。サンダース氏は第2戦のニューハンプシャー州予備選に続く連勝で、指名争いの先頭に立った。

サンダース氏は29日にある次戦の南部サウスカロライナ州予備選や14州の予備選が集中する3月3日の「スーパーチューズデー」へ弾みがついた。米CNNによると、開票率96%時点でサンダース氏は得票率46.8%と他候補を大きく引き離している。

2位は穏健派のジョー・バイデン前副大統領(77)の20.4%で、同じく穏健派のピート・ブティジェッジ前インディアナ州サウスベンド市長(38)が13.9%で追う。左派のエリザベス・ウォーレン上院議員(70)も9.8%で続いた。

ヒスパニック系の支持を集めたサンダース上院議員=ロイター

ヒスパニック系の支持を集めたサンダース上院議員=ロイター

勝利が確実と報じられると、サンダース氏は南部テキサス州の集会で「世代や人種を超えた協力体制をつくれた。これで全米で勝利する」と力説した。2位を争うバイデン氏はラスベガスの集会で「私たちはカムバックした」と次戦以降へ巻き返しの手掛かりを得たとの認識を示した。

米メディアの「入り口調査」によると、サンダース氏は勝敗のカギを握るヒスパニック(中南米)系の有権者で半数超の支持を得た。ネバダでは民主支持層の約2割をヒスパニック系が占める。今回の結果は同じくヒスパニックが多い大票田カリフォルニアやテキサスでの有権者の動向を占う試金石となる。

これまでの指名争いは第2戦で勝利したサンダース氏と、初戦で暫定首位のブティジェッジ氏が1勝ずつを事実上分け合っていた。

今回初めて実施されたネバダでの期日前投票は約7万5000人に上った。2016年の投票者数の8万4000人に近い数字となり、全体の投票率が上がった可能性がある。

ネバダでは候補選びの方法として、会場に集まった有権者が話し合いなどを経て投票する党員集会を採用している。3日に同じ方式で開かれた初戦のアイオワは集計の不手際でなお最終結果が確定していない。ネバダでも集計作業が複雑になって混乱する懸念が出ていた。

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