実るか「スマート農業」　ドローンや無人田植え機

担い手不足などの問題に直面する国内農業だが、農業総産出額はここ10年で7%増えている。復活の主役はロボット技術・情報通信技術を活用した「スマート農業」だ。関連銘柄の最新の取り組みを追う。

兵庫県丹波篠山市。名産の「黒大豆」畑の上空をドローンが飛び、空撮した農地の映像をもとに農薬を散布して回っていた。サービスを手掛けるのはシステム開発のオプティム（3694）だ。

ドローンが撮影した映像は人工知能（...