抗インフル薬投与研究へ 政府、25日にも対処方針策定

2020/2/22 13:52
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加藤勝信厚生労働相は22日、民放のテレビ番組に出演し、新型コロナウイルスの感染者に対し、抗インフルエンザ薬「アビガン」を投与する研究を近く始める意向を明らかにした。加藤厚労相は「様々な薬について、効くかどうか確認し、使っていきたい」と述べた。

政府は25日にも、新型肺炎対応の基本戦略をまとめた「基本的対処方針」を策定する方針。すでに策定済みの新型インフルエンザでの対処方針を参考に、新型コロナウイルスの特徴を踏まえて検討している。

アビガンは富士フイルムグループが開発し、保険適用されている。新型コロナウイルスに対する有効性も期待されており、中国で臨床試験しているという。

多数の感染者を受け入れている神奈川県が21日、政府に投与を認めるよう求める要望書を提出していた。同薬は新型インフルエンザ対策として国が備蓄している薬剤の一つだが、胎児への副作用などのリスクもある。

加藤厚労相は「倫理委員会の手続きや患者の同意が必要だが、観察研究として使えるようにする」と話した。

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