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韓国の新型肺炎346人、3日で7倍に 教会・病院感染で

(更新)
新型コロナウイルスの感染状況について報告を受ける文大統領(21日)=韓国大統領府提供

【ソウル=細川幸太郎】韓国政府は22日午前、新たに142人の新型コロナウイルスの感染が確認され、韓国での感染者数が累計346人になったと発表した。南東部の新興宗教団体の教会と病院内での集団感染によって感染者数が3日間で7倍に増えた。同教会の礼拝に集まっていた500人ほどに症状が見られることから今後も感染者数が増える可能性が高い。

新たに判明した142人のうち131人は大邱市および周辺で確認された。教会の礼拝参加者や近隣の病院の職員や患者らが含まれており、教会のほか病院内でも集団感染した可能性が高い。院内で19日と21日に死亡した2人も感染していたことが判明した。

新興宗教団体「新天地イエス教会」の大邱市内の教会では18日に1000人以上が集まる礼拝があった。参加者の60代女性の感染が確認された後、信者や接触者の感染が次々と判明した。韓国防疫当局は感染の可能性のある教会関係者を9000人規模で隔離して検査を進めている。

韓国政府は21日に大邱市を感染症の拡散予防措置として「特別管理地域」に指定し、不要不急の外出を控えるよう呼びかけた。その結果、ネット通販大手クーパンには同地域で通常期の4倍の注文が殺到しシステム障害が発生した。スーパーなど小売店の閉店が広がるなど地域経済にも影響が広がっている。

日本の外務省は22日午前、大邱市などの感染拡大に関し、在留邦人や渡航者に「最新情報を収集し、感染予防に努めてください」と呼びかける渡航情報を出した。

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