クルーズ船乗客、帰国後の感染判明広がる 豪は計6人

2020/2/22 10:11
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【シドニー=松本史】新型コロナウイルスの集団感染が発生したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」を下船し各国に帰国した乗客から、ウイルスの陽性反応が出るケースが相次いでいる。オーストラリア政府は22日、下船後に帰国した豪州人4人が新たに陽性と判明したと発表した。イスラエルや米国でも帰国後の乗客から陽性反応が出た。今後下船した乗客のウイルス感染が増える可能性もある。

豪州には164人の乗客が帰国した(20日、ダーウィン)=AAP

豪保健省は21日に2人の感染を発表しており、チャーター機で豪州に戻った164人のうち、陽性が判明した乗客は計6人となった。同省幹部は22日の声明で、クルーズ船での感染が拡大していた状況から、帰国後の感染は「想定外の事態ではない」としている。

米国では21日、政府チャーター機で退避した300人超のうち、18人の感染が判明した。米疾病対策センター(CDC)は帰国した乗客からさらに感染者が増える可能性もあると指摘している。イスラエルでも下船し帰国した11人のうち、1人の感染が分かっている。

また、ロイター通信はイタリア北部で70歳代の男性がウイルスに感染後死亡したと報じている。中国への渡航歴はないとみられる。

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