米タリバン、29日に和平合意署名 22日に暴力削減措置開始

2020/2/21 22:11
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【ニューデリー=馬場燃、ワシントン=中村亮】ポンペオ米国務長官は21日の声明でアフガニスタンの反政府武装勢力タリバンとの和平合意について「29日の署名に向けて準備している」と表明した。タリバンの報道担当も29日の署名を予定していると声明で主張した。実現すれば、18年にわたるアフガン戦争の終結に向け大きく前進する。

アフガニスタン東部の米軍のバグラム空軍基地=ロイター

アフガニスタンの国家安全保障会議(NSC)報道官は21日、反政府武装勢力タリバンと米国が和平合意に向けて進める7日間の暴力削減措置が22日午前0時に始まるとの声明を出した。同措置は事実上の停戦と受け止められており、和平合意署名の前提として米タリバンの双方が合意していた。

米国とタリバンが和平合意に署名すれば、その後にタリバンとアフガン政府が国内の統治体制に関する協議を始める見通しだ。タリバンはこれまで米軍駐留下での政権を認めず、アフガンのガニ大統領はタリバンと長く対話できない状況が続いていた。ガニ氏は大統領選で再選を決めたばかりで、今後のアフガン政権の運営についてタリバン側と議論を進める可能性に関心を示している。

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