社債の利息、ポイントでも還元 みずほがシステム開発

金融最前線
2020/2/21 20:00
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みずほフィナンシャルグループは21日、ブロックチェーン(分散台帳)を使った社債発行システムを開発したと発表した。最低でも100万円程度の個人向け社債を少額で発行できるようになる。利息も現金だけでなく発行企業のポイントでも受け取れる。家電量販店や証券会社などとの実証実験を経て、2020年度中の実用化を目指す。

みずほは開発したシステム基盤と専用アプリを証券会社や社債を発行する企業に使ってもらう。個人投資家はスマートフォンを通じ1万円程度から社債を購入できる。

企業側は、自社の店舗などで使えるポイントでも利息を支払える。企業はアプリを通じて、自社の社債を買った個人投資家を把握できるので、広告を配信するなどアプリと合わせて、顧客の囲い込みにつなげられる。企業がポイントでの利息を現金払いよりも高い利息水準に設定すれば、個人の投資妙味も高まる。

みずほは3月半ばまで実証実験を進める計画。ヤマダ電機ファミリーマート岡三証券グループ松井証券、楽天証券などが参加している。個人向けは社債の年間発行額のうち、1割程度にとどまっており、みずほは他グループの証券会社にとっても参加メリットは高いとみている。

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