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神奈川県、抗インフル薬の投与承認を国に要望

アビガンの投与要望について会見する神奈川県の黒岩知事(県庁)

神奈川県は21日、新型コロナウイルスの感染者を受け入れている県内医療機関で、富士フイルムの抗インフルエンザ薬「アビガン(一般名ファビピラビル)」の投与を認めるよう政府に要望書を提出した。新型コロナウイルス向けの臨床試験は未実施だが、中国国内では同様の成分を持つ医薬品に同ウイルスに対する効果が認められているという。

重症患者でほかに治療手段がない患者への投与を最優先に求めたほか、治療薬としての早期承認や医療従事者に予防薬として投与することも求めた。神奈川県内では42の医療機関でこれまでに183人の感染者を受け入れている。黒岩祐治知事は同日記者会見し「命を守ることを最優先する」と強調した。

県は同日、感染者を受け入れている医療機関への安定したマスク供給を求める要望書も厚生労働省に提出している。医師や看護師はウイルスを通しにくいマスクを着用しているが、県によると1週間程度の在庫しか残っていないところもあるという。

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