「規模縮小やむなし」かんぽ社長 青壮年で顧客開拓

2020/2/21 18:23
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かんぽ生命保険の千田哲也社長は21日、日本経済新聞などのインタビューで、今後の事業方針について「売上高などの規模はある程度は縮小せざるを得ない」と述べた。不適切販売の横行を踏まえ「ボリュームばかり追って質が伴わなかった」と振り返った。青壮年層への顧客開拓を進め、高齢層に依存した収益構造の転換をめざす考えも示した。

インタビューに応じたかんぽ生命保険の千田哲也社長(21日、都内)

かんぽ生命は金融庁から3月末まで営業停止を命じられている。再開時期は「議論もこれからという状況」と話した。2020年度は信頼回復や新たな事業モデルの検討に注力し、日本郵政グループ全体の再生プランをつくる。「信頼回復がなければ再生の道はあり得ない」と述べた。

高齢者への不適切販売が相次いだこともあり「青壮年をターゲットにしないといけない」と語った。病気やけがに備える保険商品を強化する。ネット販売などを念頭に「訪問以外の販路も考えていく」と述べた。ただ販売の中心は将来も郵便局だと強調した。

商品や営業力のテコ入れで「保有契約の減少のカーブを少しでも緩やかにしたい」と述べた。

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