熊本大と長崎大、教養課程で連携検討

2020/2/21 18:22
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熊本大学は21日、長崎大学と連携し、学部の1、2年生が学ぶ教養課程の一部共通化を検討していることを明らかにした。熊本大は経済学部、長崎大は法学部がない部分を補完したり、長崎の平和研究、熊本の水俣病やハンセン病問題などをテーマにした講座を他方の大学で開くことなどが想定されている。夏休みなどを利用して教員を相互に派遣する方向で、早ければ2021年度から始めるという。

記者会見する熊本大の原田学長

熊本大の原田信志学長が記者会見で語った。4月に名古屋大と岐阜大の運営法人を統合する「東海国立大学機構」が発足するが、原田学長は九州内の他の大学との統合について「一時は検討はしたが、互いに場所が離れているので運営面でメリットが少ない」とした上で「現時点で検討はしていない」と話した。

記者会見ではこのほか、熊本大が極めて薄い素材「ナノシート」に関する研究を推進する「産業ナノマテリアル研究所」を4月1日付で設立すると発表した。基礎研究から産業展開まで包括的に研究する機関は日本初としている。ナノシートは先端的な電池などの材料として利用され、欧米や中国が成果を競っている。

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