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インドネシア、新型肺炎疑いで日本人の入国拒否

【ジャカルタ=鈴木淳】インドネシア保健省は21日、新型コロナウイルスに感染した可能性のある日本人少なくとも1人の入国を拒否したと発表した。中国への渡航歴など詳細は明らかにしていない。インドネシアでは新型コロナウイルスの感染者は確認されていないが、日本や中国、シンガポールなど感染者が確認された国との往来が多く、空港での検査を強化している。

インドネシアは空港での体温検査を強化している(1月末、北マルク州の空港)

新型コロナウイルスに関連して、日本人が入国を拒否されたことが明らかになるのは同国で初めて。

出入国管理を管轄する法務・人権省の関係者などによると、日本人はマレーシアの空港からインドネシア国内の空港に到着。空港での体温検査で発熱の症状があり、検疫所で問診したところ「感染者に接触した可能性がある」と答えたため、入国を拒否したという。人数や渡航経路などの詳細については答えなかった。

保健省は21日までに中国人を中心に計118人の入国を拒否した。ほかに英国やブラジルなどの出身者の入国も拒否した。直近に中国での滞在歴のある人が多かったという。

インドネシア政府は5日から、14日以内に中国本土に滞在した中国人を含むすべての外国人の入国を拒否している。中国本土とのすべての航空便を運休にする措置もとった。ほかに空港でサーモグラフィーによる体温検査や、乗客の健康状態の問診などを強化して、感染者流入を水際で防ごうとしている。

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