函館のホテル稼働率21年度は10ポイント低下も、財務事務所

インバウンド
2020/2/21 17:30
保存
共有
印刷
その他

財務省函館財務事務所は21日、北海道函館市で続くホテル建設ラッシュで2021年度の市内宿泊施設の稼働率が10ポイント超低下する可能性があるという試算を発表した。16~18年度平均の65.6%から、21年度は54.9%へと落ち込む可能性があると試算した。

函館駅前では新しいホテルが続々開業している(北海道函館市)

函館市には18年度末時点、簡易宿所を含めて200以上の宿泊施設に約9000の客室があった。函館駅前を中心に20年夏にかけて開業するホテル7軒が加わって客室が約1700増え、延べ宿泊客数が16~18年度平均の年439万人のままという前提で計算した。

21年度の上期は80.3%から67.2%に、観光客が少ない冬場を含む下期は50.8%から42.5%と低迷しそう。稼働率を維持するには宿泊客数を年85万5000人増やす必要があるという。

価格競争はすでに始まっており、函館市内では今回の試算に含まれないホテル建設計画も複数ある。財務事務所によるホテルへのヒアリングでも「(現状の建設計画は)需要を上回る水準」との声が出ている。

電子版の記事が今なら2カ月無料

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]