楽天モバイル、シンガポール通信会社に5G技術提供

2020/2/21 16:26
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楽天モバイルは21日、次世代通信規格「5G」でシンガポールの通信会社、TPGテレコムに技術を提供することで基本合意したと発表した。楽天はクラウドを使った「仮想化」と呼ぶ新技術を使った通信ネットワークを実用化し、6月から日本の一部地域で5Gサービスを始める計画だ。楽天が海外企業への技術提供で合意したのは初めてで、今後提供先の拡大を目指す。

楽天の5G事業は国内だけでなく海外に広がる

楽天の5G事業は国内だけでなく海外に広がる

TPGテレコムはオーストラリアの大手通信会社の子会社で、シンガポールには第4の通信キャリアとして参入した。シンガポールの人口約570万人のうち、同社は約30万人の契約者を抱える。

シンガポール政府は5Gの免許を2社に交付する方針だが、TPGテレコムを含めて3社が申請中だ。楽天はTPGが免許を取得した場合、低コストの通信ネットワーク技術などを提供する。

楽天の仮想化ネットワークは価格の安い汎用サーバーにソフトウエアを搭載し、専用サーバーと同等の機能を持たせることが特徴だ。楽天はソフトウエアの更新と無線アンテナの入れ替えで、4Gから5Gに移行できると説明しており、TPGテレコムは楽天の技術で、次世代の5Gネットワークの展開スピードを加速できるとみている。

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