プロに学ぶ中小型株投資 3つの視点で成長余地見極め

株式投資
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2020/3/1 3:00
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写真はイメージ=PIXTA

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株式市場では新型肺炎拡大への懸念が広がるなかで個人投資家は防疫関連の中小型銘柄を物色するたくましい一面をみせる。とかく短期売買で注目されやすい中小型株だが、実は長期で大型株を上回る値動きを示す。成熟市場に身を置く大型株に比べ、新たな市場で成長を追う中小型株の魅力は小さくない。有望銘柄を見つける方法を探った。

まず過去10年間の株価の動きを振り返ってみよう。グラフAは東証1部に上場する銘柄を時価総額の水準によって分類した株価指数を示す。「小型」「中型」「大型」を比べている。

過去10年間で小型株は2.3倍になったのに対し、大型株は7割ほどの上昇にとどまる。新興企業向け株式市場でも日経ジャスダック平均株価が3.1倍、東証マザーズ指数が2倍といずれも大型株を大きく上回る。

■長期で大型超え

値動きの格差が広がった理由は何か。「国内経済全体が成熟し低成長に陥るなか、大型株ではなく成長余地の大きい中小型株に着目して投資する動きが広がってきた」と三井住友DSアセットマネジメントの木村忠央シニアファンドマネージャーは説明する。

大規模ゆえに小回りの利きにくい大型株に比べ、中小型株は人工知能(AI)や次世代通信規格「5G」など新たな成長領域で利益を大きく伸ばす可能性を秘める。新興市場ではそうした企業の新規株式公開(IPO)も多く、中小型株の市場が活気づく要因になっている。

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