
冬眠で夢見る 永遠の命 医療への応用探る
時は金なり(4)
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突然の病気や体の衰え、不慮の事故――。生きている限り、誰しも最期を迎える。もし寝て過ごすように命が刻む時間を自在に操れたら、死という永遠の終わりが遠のくのだろうか。現代の科学では「できるわけがない」と笑い飛ばす夢物語だったとしても、科学技術の進歩が人々の心の中に「もしかしたらできるかも」という思いを芽生えさせているのも事実だ。大切な人を突然失っても、よみがえるのを楽しみにする。急病でも救命のため...

先端技術から生まれた新サービスが既存の枠組みを壊すディスラプション(創造的破壊)。従来の延長線上ではなく、不連続な変化が起きつつある現場を取材し、経済や社会、暮らしに及ぼす影響を探ります。