NYダウ150ドル超安で推移 新型肺炎の感染拡大を懸念

2020/2/21 5:17
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【NQNニューヨーク=岩本貴子】20日の米ダウ工業株30種平均は反落し、15時現在は前日比154ドル10セント安の2万9193ドル93セントで推移している。中国の新型肺炎の拡大に収束の兆しが見られず、中国を中心に景気や企業業績の下押し要因になるとの懸念が強まった。

ニューヨーク証券取引所=AP

中国の湖北省は20日、企業の休業を3月10日まで延長することを決めた。感染拡大ペースは鈍化しているとみられる一方、世界保健機関(WHO)は20日の記者会見で「まだ安心できない」と述べた。日本や韓国など中国外でのまん延も投資家のリスク選好を後退させている。

インテルなど半導体関連株の下げが目立つ。スマートフォンのアップルも安い。ロイター通信は20日、「台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業傘下で、iPhoneを生産する富士康科技集団(フォックスコン)は新型肺炎の拡大が2020年の売上高を押し下げる」と伝えた。

米連邦準備理事会(FRB)のクラリダ副議長が20日の米CNBCのインタビューで米景気が底堅いとの認識を示し、金融市場が年内の利下げの可能性を織り込んでいることに懐疑的な見方を示した。利下げ観測がやや後退したことも相場の重荷となった。

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