米クルーズ大手ノルウェージャン、アジアの運航を停止

2020/2/21 4:32
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【ニューヨーク=伴百江】米クルーズ船大手ノルウェージャン・クルーズ・ライン(本社フロリダ州)は20日、新型肺炎の感染拡大が深刻化しているのに伴い、今年9月末までアジアでの運航を停止すると発表した。同時に過去30日間に中国、香港、マカオに渡航した乗客や乗務員は国籍にかかわらず、同社の船舶への乗船を禁止することを決めた。

米クルーズ大手ノルウェージャンはアジアでの運航停止を決めた=ロイター

ノルウェージャンは社名のクルーズ船に加え、「オセアニア・クルーズ」と「リージェント・セブン・シーズ・クルーズ」を運航し、アジアでの運航数は40となっている。これをすべて9月末まで停止する。予約をした乗客には補償を提供する。

この措置により、同社の1~3月期の収益は1株当たり0.25ドル縮小するとの見通しを示した。フランク・デルリオ最高経営責任者(CEO)はアナリスト向け電話会見で「(日本で検疫のために乗客・乗員が隔離された)ダイヤモンド・プリンセスの二の舞いを避けるため大胆な措置をとることにした」と表明した。

ノルウェージャンに加え、ダイヤモンド・プリンセスの運航会社の米カーニバル、米ロイヤル・カリビアンの世界3大クルーズ会社の株価は、新型肺炎からの業績への打撃を懸念し、年明けから軟調になっている。

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