エールフランスKLM、20年に新型肺炎で180億円超減益

2020/2/21 4:19
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【パリ=白石透冴】仏蘭エールフランスKLMは20日、中国の新型肺炎が2020年12月期に1億5千万~2億ユーロ(約180億~240億円)の減益要因になるとの見通しを発表した。4月から徐々に中国発着便が正常化するとの前提での試算だという。新型肺炎が航空業界に与える悪影響が深刻になっている。

エールフランスKLMの業績は新型肺炎で影響を受ける=ロイター

同日の19年12月期の決算発表で明らかにした。同社は1月30日から、中国行きの便を全て停止している。同社は「新型肺炎で、特にアジア路線で需要に影響が出ている」などとの見解を示した。

19年12月期の連結売上高は前の期比4%増の271億9千万ユーロ、純利益は同31%減の2億9千万ユーロだった。

仏ホテル大手アコーも20日、新型肺炎で売上高が少なくとも5百万ユーロ押し下げられると発表した。ロイター通信が伝えた。中国事業は同社の売上高の3%を占めるが、中国に持つ370のホテルのうち200が休業しているという。

「イビス」「ソフィテル」などのブランドでホテルをチェーン展開する同社が同日の決算発表で明らかにした。同社の19年12月期の売上高は40億4900万ユーロ。セバスティアン・バザン最高経営責任者(CEO)は「多くの宿泊キャンセルがあった」としてさらに悪影響が拡大する可能性もあると表明した。

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