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2月のフィラデルフィア製造業景況感 3年ぶり高水準

【ワシントン=長沼亜紀】米フィラデルフィア連邦準備銀行が20日発表した2月の製造業景況指数は、前月から19.7ポイント上昇し36.7となった。2カ月連続の上昇で2017年2月以来3年ぶりの高水準をつけた。ダウ・ジョーンズまとめの市場予測(8.0程度)も大幅に上回った。

フィラデルフィア連銀製造業景況指数は3年ぶり高水準に急上昇した(米ペンシルベニア州の製鉄所)=ロイター

同調査は管轄地区内の約120の製造業者が対象。前の月より景況感が「改善した」との回答の比率が「悪化した」との回答比率を上回るとプラスになる。

個別項目は「新規受注」が15.4ポイント上昇の33.6となり、18年5月以来1年9カ月ぶりの高水準となったほか、「出荷」も1.8ポイント上昇の25.2となった。一方、「雇用者数」は9.5ポイント低下し9.8となった。

同様の調査であるニューヨーク連銀製造業景況指数も2月は大きく改善しており、米中貿易交渉の「第1段階合意」を受け、企業景況感は上向いた。

しかし、新型肺炎の感染拡大への懸念が強まっており、アマースト・ピアポント証券の主任エコノミスト、スティーブン・スタンリー氏は「新型肺炎で米製造業が深刻な悪影響を受けずにすむかどうかがわかるのには数カ月かかる」と指摘した。

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