中部地銀、特別融資の取り扱い開始 代替生産費など支援

地域金融
2020/2/21 20:49
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新型コロナウイルスの感染拡大を受け、中部地銀も対策を急いでいる。各行は特別融資の取り扱いを開始し、代替生産などに必要な資金を供給する。物流の混乱などで景気の落ち込みが懸念されるなか、企業の資金繰りを支援する。

各行は感染拡大で影響を受けた際の運転資金のほか、物流や生産の代替費などで特別融資での対応を想定する。名古屋銀行は1月下旬から全店に相談窓口を設け、特別融資の取り扱いを始めた。これまでにホテルや飲食店などから約160件の相談があり、そのうち約1割で融資を実行したという。

日銀名古屋支店は17日に発表した2月の金融経済動向で、中部3県(愛知、岐阜、三重)の先行き判断を引き下げた。「景気の緩やかな拡大が続くとみられる」との表現は維持したが、新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえて海外経済の回復ペースの鈍化を勘案した。

清水季子支店長は「複数の金融機関が緊急融資枠を設定するなどセーフティーネットを既に用意している」と指摘。その上で「企業が資金繰りに詰まることがないかを引き続き点検する」としている。

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