岡山の低運賃バス認可取り消し訴訟、両備が上告

2020/2/20 19:36
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低運賃バス事業者による競合路線の参入申請の認可に不備があるとして両備グループ(岡山市)が国に取り消しを求めた訴訟で、同グループは20日、上告したと発表した。一審の東京地裁は2019年8月に「原告適格が認められない」として訴えを却下。両備側は控訴したが、二審の東京高裁は2月6日に一審判決を支持し棄却していた。

同グループの小嶋光信代表はコメントで「少子高齢化が進む地方においては運賃の安さ以上にいかに路線が維持されるかこそが利用者の利益」と指摘。「高裁判決では時代の変化が理解されておらず、地域公共交通活性化再生法や交通政策基本法が生かされていない判決だ」と主張した。

そのうえで「路線の維持は交通事業者の営業上の利益がなければ確保できない。赤字路線を支えるほんの一部しかない黒字路線を狙い撃ちにした申請内容の、それも瑕疵(かし)のある認可の是非を問うもので、かかる表面的な判決を看過すれば地方交通事業者の今後の路線維持に極めて重大な影響を及ぼす裁判例となりかねない」と上告の理由を説明した。

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