和歌山県、IR実施方針案公表 国方針待たず事業者公募も

2020/2/20 19:45
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統合型リゾート(IR)の誘致をめざす和歌山県は20日、IR事業者に求める条件などを定めた実施方針案を公表した。国の基本方針決定が大幅に遅れるような場合、「(基本方針の決定を待たずに)実施方針案のままIR事業者の募集を始めることもありうる」(横山達伸県企画政策局長)とし、4月には事業者公募を始める方針だ。

実施方針は本来、事業者の選定基準などを示す国の基本方針決定を受けて策定する。ただ国会議員が起訴された汚職事件などで国の手続きがずれ込んでおり、準備を急ぐため方針案を先行して公表した。

IR誘致を巡っては、大阪府・市も国の手続きを待たずに実施方針案を公表し事業者を公募。今月、米MGMリゾーツ・インターナショナルとオリックスの共同グループが参加登録している。

実施方針案では、国際会議や展示会などのMICE施設での観光イベントの積極誘致のほか、IR来訪者を各地の観光地に送り出す観光街道の整備で「巡礼や食文化といったストーリー性」を持たせるよう事業者に求めた。同日、方針案を和歌山市や県公安委員会に提示し協議を始めた。

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