日銀大分支店、景気判断引き下げ 新型肺炎が影響

2020/2/20 18:44
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日銀大分支店は20日発表した2月の大分県内の景気動向で、基調判断を「一部に弱めの動きがみられるものの、基調としては緩やかに回復している」に引き下げた。判断引き下げは3年9カ月ぶり。新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大などで、観光や生産が減速していることが響いた。新型肺炎を理由とした日銀による判断引き下げは、九州・沖縄では初めてだという。

観光は中国人客の宿泊キャンセルが相次いだほか、国内でも旅行を手控える動きが出始めているとして「弱めの動きとなっている」に引き下げた。鉱工業生産は中国での工場停止により電子部品・デバイスなど一部で生産の引き下げがみられ「基調としては持ち直しているものの、弱めの動きが広がっている」とした。

森毅支店長は同日の記者会見で「韓国人客の穴を埋めていた中国人客が新型肺炎で減少したのが大きい。福岡で新たに患者が出た中、先行きを注視したい」と述べた。

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