NZ地震、被災地で慰霊 追悼式典出席の日本人遺族

2020/2/20 17:24
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20日、ニュージーランド・クライストチャーチで、カンタベリーテレビビルの跡地を訪れた堀田和夫さん(右)と聖子さん=共同

20日、ニュージーランド・クライストチャーチで、カンタベリーテレビビルの跡地を訪れた堀田和夫さん(右)と聖子さん=共同

【クライストチャーチ=共同】日本人を含む計185人が亡くなった2011年2月のニュージーランド地震で、追悼式典出席のため現地入りした富山市の堀田めぐみさん(当時19)の両親が20日、語学研修中の日本人28人が犠牲になった被災地のビル倒壊跡地を訪れ、手を合わせて慰霊した。

倒壊したのはクライストチャーチのカンタベリーテレビ(CTV)ビル。毎年現地を訪問しているめぐみさんの両親、和夫さん(65)と聖子さん(60)は、2年前に公園として整備されたビル倒壊跡地で、めぐみさんが好きだったアイドルグループが表紙の雑誌やクッキーを石碑に供えた。

CTVビルは設計に欠陥があったのにクライストチャーチ市が建築許可を出していた。地震が発生した22日に追悼式典が行われた後、同市のダルジール市長が現地と日本で遺族に謝罪する意向と伝えられており、和夫さんは「しっかり責任を認めて謝り、遺族との今後の付き合い方も考えてほしい」と求めた。

聖子さんは「もう9年もたったのかと思う。1年間の家族の出来事を手紙に書いて供え、『これからも見守っていてね』と呼び掛けた」と話した。

追悼式典には名古屋市の看護師、鈴木陽子さん(当時31)の両親も出席する。

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