茨城県、防災重視で過去最大規模 20年度予算案

2020/2/20 17:10
保存
共有
印刷
その他

茨城県は20日、一般会計総額が1兆1632億1900万円となる2020年度予算案を発表した。19年度当初予算比2.4%増で、過去最大規模になった。19年の台風被害などを踏まえ、災害対策に予算を重点配分したほか、県産品のブランド力向上や観光振興なども重視した。

国と同調した防災・減災事業では2.8倍の122億3600万円を計上。橋梁の耐震化や河道改修などに取り組む。台風の豪雨災害に備え、河川の治水に関する危険度調査に1億2000万円を充てた。

県産ブランド和牛「常陸牛」の生産支援には1億5500万円を盛り込んだ。繁殖雌牛の導入経費の一部や簡易牛舎の整備費の一部などを補助する。

観光では3億4700万円を確保し、22年度末に予定しているアクアワールド茨城県大洗水族館でのジンベエザメ展示の準備を進める。訪日外国人客の誘客を促進するため、東京都内発着のツアーや県内周遊バスへの支援も始める。

歳入では一般財源基金繰入金を33億円計上する。企業業績の悪化を受け、税収増が十分に見込めないためだ。一方、県債残高は減らしており、「予算編成でバランスを取るのが難しいという状況にはなっていない」(大井川和彦知事)。

20年度の組織改正では営業戦略部内に企業誘致や茨城空港関連の担当課などを移管した。「県の魅力を外に発信していく立場だということを県職員に意識してもらう」(大井川知事)狙いだ。

保存
共有
印刷
その他

関連キーワード

電子版トップ



[PR]